逃げたい私が池袋に急行したら雷に打たれた

 

タイトルから既に嘘をついている。

いや、嘘はついていないのだが、東京都豊島区池袋に行ったわけではないので、やはり嘘をついているのかもしれない。

(めんどくさい文章を書くな)

 

 


みんなは「心底逃げたい、こんな世の中捨ててやる」そう思った時は何に駆け込むんだろうか。

 


私は日々、自分は人間じゃなくて人間のような妖怪だと思って生きているが、やっぱり人間の要素が強いようで、あらゆるものから逃げたいなと思って泣く夜が存在してしまう。

人生っていろいろあるな、と浸る夜が。

 

 

気がついた時から、私が逃げたい時に駆け込む場所はいつもドラマだった。

そして今回も私はドラマを求めた。

それはもう猛烈に。

3日間砂漠を歩き続けた旅人が水を求めているかのように。

 


世界のどこかでカップルがイチャコライチャコラエッサッサしている時も、世の中がサザエさん鬼滅の刃(OAの順番)の温度差で風邪をひいている時も、私は2000年に放送されたドラマ「IWGP」こと

池袋ウエストゲートパーク

を見ていたのである。

 

www.paravi.jp

 

 

まず初めに言わせてもらいたい。

 

 

私は、私は、、、、、、、、

 

 

 

 

キングが好きでーーーーーーーす!!!!!!!

 


(バグ??????????)

 


失礼。つい気持ちが溢れ出てしまった。

 


キングというのは窪塚洋介が演じた、タカシのことだ。タカシはカラーギャング集団「G-Boys」のアタマで、キングと称している。

 


私は「オラァ‼️ぶっ殺すぞ‼️」みたいなアタマよりも、

「殺すよ?😊」みたいなアタマが好きだ。

だから、もう、キングは最高で仕方がない。

抵抗のしようがない、必然的な落雷だったのである。

 

 

2000年といえば、私がまだハイハイもできていない頃。

私がおしゃぶりを咥えてゴロゴロしている時に、なんてことをしてくれたんだ窪塚洋介、、、、、、ひどいじゃないか、、、、、、

 

もし私がオンエア当時すでに高校生で、リアルタイムでキングを見ていたら、窪塚洋介の追っかけをしていたかもしれないと本気で思っている。それくらいキングが大好きになってしまった。

 

なんだろう、あの声のトーンとふにゃふにゃした喋り方。そして溶けそうな顔。

沼。

もう一度言う、

沼。

 

泥水をすすりながら、キング、いや、窪塚洋介を追いかけている世界線もあったのか、、、。頑張って窪塚を追ってくれ、頼んだぞ、その世界線の私。

 

 

この運命に素直に従って早速布教活動に勤しもうと思ったんだが、このドラマ、今だったら地上波で放送できないんだろうな、というシーンが多めじゃないですか。

だから周りの友達に、積極的に見てみて!!とは言えない、、でも見て欲しい、、、がバトルを繰り広げている。

でもやっぱり、見て欲しい気持ちの方が大きいかな。

だって、キングが本当に最高だから、、、。

だって、キングが本当に最高だから、、、。

だって、キングが本当に、、、、、、、、、(途絶え)

 

 

でも最高な要素ってキングだけじゃないですよね、もちろん。

ただの不良少年たちの話だと思って見たら、横から鈍器でぶん殴られたもんね。

 

暴力は絶対にダメなことだけど、キタナイ奴等に立ち向かう術を彼らに教えてくれる人がいないんだよ。だから暴力に走る。

 


私は思いました。

 


彼らを救ってくれるのは一体誰なんだよぉぉぉぉぉぉ😭

 

もうこれ以上はやめてくれよ、、、私が代わりてえよ、、、

 


なーんだ、よく聞く不良の友情物語じゃーん。レベルの話しかできていないことが申し訳ない。

とにかくスケールがバグすぎるんだわ。ハタチそこらのあんちゃんたちが背負うような事件じゃないことばかり起こる。

 

わかる、わかるよ、兄弟、、、。一緒に月見バーガー食いながら語ろうよ、、、。

そう声をかけずにはいられない。

 

そんでもって、マコトの見る世界にはキングなんて男は存在してなくて、「幼馴染のタカシ」しか存在してなかったっていうのも、もう、、、

良すぎちゃん

でした。

(感想がフワフワしすぎ)

 

原作もしっかり読んでみたいなと思っている。

 

 

 

そもそも、どうして私がこのドラマを見ようと思ったのか。

それは、大きな声で

クドカンが好きです!!

そう叫びたかったから。叫べるようになりたかったから。

 

だから今は、クドカンが脚本を手掛けた作品を網羅したいと奮闘しているところなのだ。

 

ところがどっこい。

私はキングという男に出会い、脳直で雷をくらった。

実は高校の時、「なんか怖そうだから今はやめておこう、、、、、、」

そう思って、見るのをやめたことがあった。

 

ふざけんな。

お前があの時一度でも見ていてくれれば、キングに出会っていてくれれば、今の私が受けるダメージは軽減されたかもしれないのに、、、、、、

 

ノックアウトだぜ、、、、、、

 

キングのことで頭がいっぱいになってしまったので冷静さを取り戻してからもう一度見直そうと思う。

 

 

 

今回池袋に駆け込んで改めて思ったことがある。

私が自分を保てているのは、大袈裟でもなんでもなくて、この世にドラマがあるからなんだな。と。

現実からすぐに逃げ出そうとしてしまうこんな自分にも、夢中になれるもの(私で言うドラマ)があるってだけ大丈夫じゃん?って心の中のギャルが言うのよ。

 

ちなみに私はアイドルも好き。だが、ジメジメした日陰で生きているような私にとってはあまりに眩しくて、彼らを見れない時だってある。(アイドルだってその輝きの裏で泥臭い努力をしていることは知っている)

 


その点、ドラマはフィクションだから。

どんな人生を見せられようと、フィクションだから。

そうか、お前さんも生きてるんやなぁ。ってドラマの中の人間に想いを馳せてしみじみしたりしてね。

この世にドラマが、ドラマを紡いでくれる人がいてくれて本当によかった。

(映画も見るが、どうしてかドラマの方が思い入れが強い。それがどうしてなのかはわかったらまた書こうと思う。)

 

 

 

ここまで話しててなんだけど、私本当はキングの話だけをしたかったんだよね。それなのに、なんかしんみりムードでたらたらたらたら…………………タラタラしてんじゃね~よ。

(怪文書?)

 


ダメだ。充電が尽きそうだ。

キング不足の症状が出てる。

 

 


キング!!

今行くからね!!!!!!

池袋ウエストゲートパークで待ってろ!!!!!!!